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満員バスの中、泣き止まない赤ちゃんを連れて降りようとしたお母さん。すると運転手さんが言った一言とは・・・

yaorui 2022/01/06

満員バスの中、泣き止まない赤ちゃんを連れて降りようとしたお母さん

すると運転手さんが言った一言とは・・・

東京にいた、今から16年程前の12月も半ば過ぎたころの話です。

私は体調を壊し、週二回病院に通院していました。

その日は今にも雪が降り出しそうな空で、とても寒い日でした。

昼近くになって、病院の診察を終え、バス停からいつものようにバスに乗りました。

バスは座る席はなく、私は前方の乗降口の反対側に立っていました。

社内は暖房が効いていて外の寒さを忘れるほどでした。

まもなくバスは医科大学前に着き、そこでは多分病院からの帰りでしょう

どっと多くの人が乗り、あっという間に満員になってしまいました。

立ち並ぶ人の熱気と暖房とで、先ほどの心地よさは一度になくなってしまいました。

バスが静かに走り出したとき、後方から赤ちゃんの火のついたような泣き声が聞こえました。

私には見えませんでしたが、ギュウギュウ詰めのバスと、人の熱気と暖房とで

小さな赤ちゃんにとっては苦しく、泣く以外方法がなかったのだと思えました。

泣き叫ぶ赤ちゃんを乗せてバスは走っていました。

バスが次のバス停に着いた時、何人かが降り始めました。

最後の人が降りる時、後方から 「待ってください 降ります」と若い女の人の声が聞こえました。

その人は、立っている人の間をかきわけるように前の方に進んできます。

その時、私は、子どもの泣き声がだんだん近づいて来ることで

泣いた赤ちゃんを抱いているお母さんだなとわかりました。

そのお母さんが運転手さんの横まで行き、お金を払おうとすると、運転手さんは

「目的地はどこまでですか?」と聞いています。

その女性は気の毒そうに小さな声で

「新宿駅まで行きたいのですが、子どもが泣くのでここで降ります」と答えました。

すると運転手さんは

「ここから新宿駅まで歩いてゆくのは大変です。目的地まで乗っていってください」

と、その女性に話しました。

そして急にマイクのスイッチを入れたかと思うと・・・

「皆さん!この若いお母さんは、新宿まで行くのですが

赤ちゃんが泣いて皆さんにご迷惑がかかるので、ここで降りるといっています。

子どもは小さい時は泣きます。赤ちゃんは泣くのが仕事です。

どうぞ皆さん、少しの時間赤ちゃんとお母さんを一緒に乗せて行って下さい」

と、言いました。

私はどうしていいかわからず、多分皆もそうだったと思います。

ほんの数秒が過ぎた時、一人の拍手につられて、バスの乗客全員の拍手が

返事となったのです。

若いお母さんは、何度も何度も頭を下げていました。

今でもこの光景を思い出しますと目頭が熱くなり、ジーンときます。

私のとても大切な心にしみる思い出です。

いかがでしたか?

バスの運転手さんの思いやり。また、周りの乗客たちの思いやり。

赤ちゃんとお母さんに対する温かい心。

文章を読むだけで、この光景が目に浮かびます。

やっぱり思いやりの心って本当に素晴らしいですね。

引用元:http://dragon-news.net/category/%e6%84%9f%e5%8b%95/page/3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]

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